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青森ねぶた祭りの由来と歴史を知ってねぶたをもっと楽しもう!

      2015/08/01

青森ねぶた

今年の8月2日から開催される、青山ねぶた祭り。大きな人形の提灯がとても有名なお祭りですね。ねぶた祭りの地元には、ねぶた祭りが始まると学校も仕事もそっちのけでお祭りに集中する「ねぶたバカ」と呼ばれる方までいるそうです。地元民はもちろん、日本中、世界中の人を夢中にさせるねぶた祭り。今回はそんなねぶた祭りについてご紹介します。

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青森ねぶた祭りの歴史

ねぶた祭りは元々中国の七夕祭りが原型だったと言われています。それに津軽に元々あった人形送りや虫送りといった、川に人形などを流す行事が合わさって今日のねぶたの形になったそうです。

ねぶた祭りの「ねぶた」とは灯籠の事を指します。七夕祭りでは7月7日に灯籠を流し、無病息災を願ったそうです。これが「ねぶた流し」と言われ、現在も私たちの知っているねぶた祭りの大きな灯籠の原型となっているのです。

実はこのねぶた、最初は今の灯籠のように、人形の形もしていなければ、ここまで大きくもなかったようです。1716年ごろのねぶたはどちらかというと京都の祇園祭での山車に近い形でした。今のような形になったのは平民文化が盛んだった江戸時代からのようです。伝説の偉人をかたどった人形の中にロウソクを灯した山車の話が、江戸時代の本に書かれているそうです。

その後、政府の禁止令や飢饉などの災害で行われなかった時期がありますが、昭和初期から今日までずっと青森のねぶた祭りは開催されているのです。ちなみに、現在のように大きい人形灯籠が引かれるようになったのは戦後から。その後、観光化の流れにのりどんどん巨大化していって、今の形になったそうです。

 

ねぶたの作り方

ねぶた祭りの目玉である、ねぶた。大がかりかつ、とても丁寧に作られています。そんなねぶたの作り方をご紹介します。

  1. 題材と下絵を作る
    歴史的な物語や歌舞伎などの一幕を題材に構想を練り、下絵を作ります。これがねぶたの設計図になるので、時間をかけて作るそうです。
  2. ねぶた小屋を作る
    ねぶたを作成・保管する小屋を作ります。ちなみに大きさは間口と奥行きが12M、高さが6~7Mとかなり大きな物になります。
  3. 顔や体のパーツ、槍などの小物の細部をあらかじめ作ります。下絵との比例法で寸法を計算し、小屋掛けが始まる寸前まで作業が進んでいきます。
  4. 格的にねぶた作成開始!角材で支柱を作ってから針金や糸で紙が貼れるようにしていきます。ちなみに、昭和30年までは針金を使わずに竹で骨組みを作っていたそうです。
  5. 昔はロウソクを使っていましたが、今は電球と蛍光灯を使います。ねぶたの内戦に20~100Wまでの電球、800~1000もの蛍光灯を取り付けていきます。電源は発電機をつかいます。
  6. 骨組みに奉書紙を張り付けていきます。のりとボンドではみ出さないように張り付けていくのですが、一番難しい作業でもあります。
  7. 墨で顔や着物の柄を描いていきます。迫力をかもしだす画法で描かれることによって、あの勢いあるねぶたの顔などが作られるのです。
  8. 表現に合わせパラフィンで模様を描きます。明るさを出すとともに、色のにじみを防止する効果があるそうです。
  9. 染料と水彩顔料を使い色付けしていきます。筆とスプレーを使って作業します。ここでねぶた自体は完成です。
  10. 最後に台座に乗せます。装飾された2Mの台座に車付きの台に40~50人がかりでねぶたを乗せます。製作者の皆さんの感動の一瞬です。
    台座にねぶたを乗せると全体で5Mほどにもなるそうです。

このように、繊細な作業の繰り返しでねぶた灯籠はできているのです。作り方を知ってからみると、また違った見方ができますね。

 

ねぶた祭りのスケジュール

青森ねぶた祭り

最後に、今年の青森ねぶた祭りのスケジュールをご紹介します。

日付 時間 イベント
8月1日(土) 18:00~21:00 青森ねぶた祭 前夜祭
8月2日(日)・3日(月) 19:10~21:00 子どもねぶた(約15台)・大型ねぶた(約15台)の運行
8月4日(火)~6日(木) 19:10~21:00 大型ねぶた(約20台)の運行
8月7日(金) 13:00~15:00 大型ねぶた(約20台)の運行
19:15~21:00 青森花火大会・ねぶた海上運行

8/1に前夜祭が青い森公園特設ステージにて18時~21時まで行われるそうです。遠くから来られる方は、8/1から参加できるようにスケジュールを調節するといいでしょう。19時からはスター・ウォーズねぶた前夜祭セレモニーが予定されています。スター・ウォーズのねぶたが4台お披露目されます。

8/2、3には子供ねぶたと大型ねぶたが15台ずつ運行されます。時間は19:10~21時までです。8/4~6には大型ねぶたを各日20台運行するそうです。6日にはねぶた大賞、各賞の発表があり、受賞したねぶたを見ることができるそうです。時間は8/2、3と同じ時間帯です。

8/7には13時~15時まで大型ねぶたの運行があり、19:15~21時までに花火大会とねぶたの海上運行があります。受賞したねぶたが花火と共に海を渡り、祭りのフィナーレを飾る、ねぶた祭りの最大の見せ場です。この最終日を狙ってスケジュールを組むのもいいかもしれませんね。

ちなみに、ねぶた祭りは大雨が降らない限りは運行されるそうなので、雨具を持っていくと雨にぬれずにねぶたを楽しむことができます。交通規制もかなり厳しいものが引かれるようなので、車より電車で来た方がスムーズにお祭りを楽しめるでしょう。

ねぶたの歴史を知った上でみるお祭りはいつもと一味違う楽しさがあると思います。お祭りに行く準備だけでなく、楽しむ準備もしっかりしてねぶた祭りに参加しましょう!

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