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ハウステンボス「変なホテル」の口コミ・感想・ロボット接客の満足度

      2015/12/21

ロボット

今年7月17日に開業したハウステンボスの「変なホテル」。ロボットが接客する先進技術を駆使したホテルです。滑り出しは快調なようですが、実際に泊まった人の口コミや感想はどうなんでしょうか?変なホテルとはどんなホテルなんでしょう?

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「変なホテル」とは?なぜロボット?

変なホテル

「変なホテル」は格安航空券販売で有名なH.I.S.が運営するハウステンボスの公式ホテル。ホテル館内では約80台のロボットが人間のスタッフに代わって働いています。とはいってももちろん人間のスタッフもいます。ホテル業務の生産性を高くし、できるだけコストを抑えることで、宿泊客が格安で快適なホテルに泊まれるようにすることを目指してます。

単なる機械化ではなくロボットにしたのは、ハウステンボスのエンタメ性を重視したため。ただ機械を操作するだけでなくロボットとコミュニケーションをすることで楽しさを演出しているのです。フロントからクローク、ポーター、コンシェルジュと、あらゆる仕事をロボットが対応しています。ロビーにはこの他にも色々なロボットがいます。

「変なホテル」は「変わったホテル」という意味ではなく、どんどん変化する最新技術に
合わせて変わり続ける、進化し続けるホテルという意味なのです。

 

ロボットはどんな風に働いている?

変なホテル フロント

ロボットが対応していること

フロント

エントランスの左側にフロントがあり、恐竜型のロボット「未来」と女性型のロボット「夢子」が受付対応しています。お客さんはどちらかを選べるのですが、恐竜型のロボットの方が人気があります。ロボットの案内にしたがってチェックインの操作をします。操作がわからない時は、後ろにいるホテルスタッフに確認することができます。

クローク

エントランスの右側には荷物を預かってくれるクロークロボットがいます。荷物を預けるとロボットアームがロッカーにしまってくれます。料金は500円です。

ポーター

A棟には部屋まで荷物を運んでくれるロボットのポーターがいます。B棟、C棟にはいないので、自分で荷物を運びましょう。

案内

ロビーには朝食会場の場所など館内を案内してくれるロボットがいます。タッチパネルで操作するとロボットが動きながらナレーションしてくれます。

コンシェルジュ

各部屋には「ちゅーりーちゃん」というおしゃべりロボットがいて、天気や時刻、部屋の温度などを尋ねると答えてくれます。部屋の照明の調節もできます。

先進技術を採用

ルームキー

基本的には顔認証システムで解錠するようになっています。チェックインの時に顔認証を登録します。希望すれば非接触ICカードキーを使用することもできます。

決済

決済はフロントの自動精算機で行います。案内にしたがってタッチパネルを操作するとチェックアウトの手続きが終わり、顔認証の登録も解除されます。

空調

空調はエアコンではなく輻射(ふくしゃ)パネルを採用。家庭に用いられる床暖房と同じで、冬はお湯をパイプに流して暖房し、夏は冷水を流して部屋を涼しくします。

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普通のホテルと違って変なところ

従来人間のスタッフが行っていた業務の7割ほどを自動化することによって人件費を3分の1に削減、先進技術を活用することで光熱費も半分近くまで下げた「変なホテル」。世界最高の生産性を追求したホテルはやはりどこか変わっています。一般的なホテルと違って変なところをまとめてみました。

  1. 液晶などのテレビはなく、テレビはタブレットで観る。
  2. 部屋にはパジャマや浴衣などが用意されていないため持参する必要がある(販売はしている)。スリッパもない。
  3. 朝食はホテル館内ではなく、ホテルの目の前にある「健康レストランAURA(オーラ)」(ビュッフェ形式)で摂る。
  4. 部屋には冷蔵庫がない。ただしクーラーボックスの貸出は行っている。
  5. 部屋には電話がない。フロントとはタブレットで通話、外部への電話は自分の携帯などを利用する。
  6. 館内はすべて禁煙で、喫煙スペースもない。
  7. 部屋の室温調節はできない。
  8. 連泊する場合、ベッドメイキングは有料になる(6泊以上で無料)。

 

実際に宿泊した人の口コミ・感想

変なホテル 客室

「変なホテル」に実際に泊まった人の口コミを項目別にまとめてみました。

フロント

恐竜型ロボットが人気で子どもたちにはウケがいいようです。しかしロボットが説明してくれるものの、結局、パネルを操作しなければならず、やりにくいという声も。ただ後ろにスタッフがいるので確認すれば問題はないようです。色々なところにおちゃめなロボットがいることで和めるようです。

ルームキー(顔認証)

顔認証の登録を何度かやり直す必要があるけど、ルームキーを持ち歩かなくてよく、面白いとも。

コンシェルジュ(ちゅーりーちゃん)

各部屋にいるコンシェルジュロボットのちゅーりーちゃんは認識できる言葉が少なく、反応も遅いようです。特に子供の声は認識されにくいみたいですね。ただ、その不十分な感じがかわいいという声もあります。

テレビ(タブレット)

タブレットでしかテレビが観られないのは不便との声が多数。特にタブレットを使用したことのない年配の方には向いていないようです。

アメニティ

アメニティーは必要最低限とうたっていますが特に不便はないようです(シャンプー・リンス・ボディソープ・歯ブラシ・綿棒・ヘアブラシ)。バスタオル、フェイスタオルは普通に用意されています。

部屋

部屋は綺麗で、バスとトイレも分かれていて洗い場もあるので快適のようです。

空調

輻射パネルによる冷房は真夏日にはあまり効かないようです。暑くて眠れなかったという声も。

朝食

「健康レストランAURA」の朝食は野菜が新鮮で種類も豊富、味も美味しいと評判です。ただ、ビュッフェ形式で配置がわかりにくかったという声もありました。

夕食

基本夕食は付いていません。近くに食べられるところはなく、車で移動するか、ハウステンボスの中でしか夕食を摂ることができないようです。

 

今のところ「変化し続ける」というより本当に「変な」ホテルのようです。しかし、その「変さ」を楽しもうというぐらいの気持ちで行くのが「変なホテル」を味わうコツなのかもしれません。

世界最高の生産性を追求したローコストホテル。料金は1人6,000円~17,000円と、他の公式ホテルと比較しても2分の1~3分の1程度です。格安で変なロボットのいる世界唯一のホテルを楽しめます。

ただ、まだまだ改善の余地はありそうです。今後、本当に変化し、進化し続けていくことに期待したいですね。

photo by デジモノ☓ステーション

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