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秋田竿燈まつりの歴史 妙技会の由来を知ってもっと祭りを楽しもう!

      2015/07/19

竿燈まつり

東北三大祭りに数えられている秋田竿燈まつり。たくさんの提灯を付けた竿を操る「竿燈妙技(かんとうみょうぎ)」が見事なお祭りです。他ではあまり見られない竿燈祭りですが、どのような歴史があるのでしょう?今回は竿燈祭りの歴史とその妙技についてご紹介します。

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秋田竿燈祭りの歴史

竿燈祭りの「竿燈(かんとう)」とは、竿(さお)に何十個もの提灯(ちょうちん)を吊るしたもので、提灯は米俵を表しているそうです。この竿燈を持ちながら街を練り歩き、時にそれを操る妙技を競い合うのです。そうすることによって、夏の病魔を祓(はら)うお祭りが竿燈祭りです。

竿燈祭りは夏の病気や邪気を祓う夏祭りの1つとして生まれました。もっとも古い記録は1789年の物で、この頃にはあの独特な竿燈の形が出来上がっていたそうです。

元々秋田でのお祭りは今の七夕のように、笹などに願い事を書いた短冊を吊るした物を持って町内を練り歩く形でした。祭りの最後に、その笹を川に流していたそうです。それにロウソクの普及やお盆で使う高灯籠などが組み合わさり、今のようなたくさんの灯籠をぶら下げた竿を使うようになったのです。

祭りには豪華な山車やお神輿もありません。竿燈とお囃子(はやし)、ハッピと手ぬぐい。これだけであのダイナミックな竿燈祭りは作り上げられているのです。全て消耗品ですがそれぞれに職人さんがおり、毎年技術の全てを込めて作られています。

職人さんはみな口をそろえて「竿燈祭りは特別だから」とおっしゃっているそうです。職人さんの技術の粋が込められている、と思ってみると、また違った見方が出来そうですね。

 

竿燈妙技とは?

竿燈まつり 妙技会

竿燈祭りの見どころの一つ、竿燈妙技。あの大きな竿燈を操り、様々な技を披露するのが、竿燈妙技。竿燈祭りの昼の部ではこの竿燈妙技を町内の担ぎ手達が競い合います。

次の担ぎ手が担ぎやすいようにする「流し」といったあまり目立たないものから、文字通り額に乗せる「額」、大技中の大技とされる、「腰」など様々な技が繰り出されます。これらの妙技を組み合わせ、どこの町が最も竿燈を見事に扱えるかを競うのです。

竿燈まつりの公式ホームページで毎年の入賞グループが確認できるので、一度目を通してみて下さい。どうも、地元の自衛隊など公的な団体も参加しているようです。

竿燈祭りの夜の部では竿燈妙技の体験コーナーも設けられているそうですので、興味のある方は是非参加してみて下さい。

また、観客席で間近に見る竿燈妙技は圧倒の一言に尽きます。大きい物で50kgにもなる竿燈が軽々と扱われている様は本当にびっくりしますよ。竿燈祭りの見どころの一つですので、しっかりと目に焼き付けて下さい。

 

竿燈祭りの歴史を知って、もっとお祭りを楽しもう!

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竿燈祭りで使われる提灯は中に電気を使っていません。全てロウソクです。そのため、ロウソクの炎で提灯や竿燈が燃えてしまうこともあるそうです。竿燈祭りは幻想的な雰囲気に反して、とてもスリルのあるお祭りなのです。

竿燈祭りは夏の病魔や眠気を祓う為に行われていたお祭りが起源と言われています。もしかしたら火事が起きるかもしれない、という緊張感が集中力を呼び、病気への用心や眠気覚ましになったのかもしれませんね。

そんな背景があるためか、観覧席も中央分離帯などにひな壇の形で作られます。ロウソク入りの提灯が目と鼻の先で動き回るので迫力満点です。観客席が取れない場合は歩道などから見上げる形で見ることができます。観客席よりは竿燈との距離は離れてしまいますが、様々な町内会の竿燈を見ることができますよ。

あのダイナミックな動きや妙技もその意味や歴史を知ると違った見方ができますね。お祭りの参加前にその歴史を調べていくと、また違った楽しみ方ができますよ。

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