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クリスマスに恋人と過ごす理由 いつからこんな過ごし方が常識に?

      2015/11/01

クリスマス 恋人

日本では、クリスマスは恋人と過ごすイメージがまだ強いようですが、一方でクリスマスの過ごし方も徐々に変わってきているようです。キリスト教の盛んなヨーロッパでは、どちらかというと家族と過ごす行事なのに、いつから日本では恋人と過ごすのが当たり前のようになったのでしょうか?またどんな変化が起こっているのでしょうか?

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クリスマスの過ごし方 世界と日本

まずは世界のクリスマスの過ごし方から。キリスト教が主になっている国では、日本のお正月の様に家族でお祝いする所がほとんどの様です。

イギリスでは年賀状の様にクリスマスカードのやり取りがあり、フランスやイタリアでは、クリスマスの特別なお菓子を食べます。クリスマス専用のお菓子はそれぞれの国にあり、町や家を飾る飾りも、国の数だけあります。

違いをあげるとすれば、期間や回数でしょうか。ドイツではクリスマス当日の4週間前からイヴのお祭りがされますし、ロシアでは3回クリスマスのお祭りが開始されます。イヴや当日は家族と過ごし、教会に足を運ぶというのが基本の過ごし方です。

一方、日本ではイヴにプレゼントを送りパーティもやりますが当日にはほとんど何もしません。家族と過ごすよりも恋人で過ごすことが多く、クリスマスに恋人がいないのは少し寂しい、というイメージすらあります。

お祝いのプレゼントやパーティはしますが、教会には足を運びません。キリスト教の人から見れば「なんで仏教徒なのにクリスマスを祝っているの?」と不思議に見えるみたいです。なぜ、本場のクリスマスとこんなに違いが出たのでしょうか?

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クリスマスに恋人と過ごす理由

日本でクリスマスが今の形になったのは、明治時代の時です。今まで、鎖国と共にキリスト教も一緒に禁止されていましたが、開国に合わせキリスト教の解禁も解かれ、祝われるようになりました。外国の様々な文化と共にクリスマスの祝い方も伝わり、今のクリスマスの基礎が出来上がりました。

最初は日本に来た外国の人達だけのお祝いでしたが、日本人のクリスチャンに伝わり、そこから一般の人達にもクリスマスは伝わっていったのです。その頃はまだ、ヨーロッパのクリスマスと同じような過ごし方をしていたみたいです。

では、いつ今のような形になったかというと、1980年代のバブル時代からの様です。当時の若者向けの雑誌で、恋人とのクリスマスの過ごし方がこぞって特集されました。この影響で、クリスマスは恋人と過ごすもの、というイメージが強まったのです。

また、バブル時代の好景気も影響し、豪華なクリスマスがもてはやされたのも理由の一つに挙げられます。恋人と過ごすクリスマス、というのは意外と歴史の浅いイメージの様ですね。

 

では、今のクリスマスは?

実は、今のクリスマスは恋人と過ごす人の方が少ないようです。恋人のいる人でも、2割の人が「クリスマス=恋人と過ごす日」というのに疑問を持っているそうです。

というのも、クリスマスにはお盆やお正月の様にお休みがありません。サービス業や飲食業で働いている方にしてみれば書き入れ時です。公務員の人達や医療に関わる人達から聞いた話では、クリスマスなどのイベントの時期には、事件や事故が増え仕事が忙しくなる事が多いようです。

また、年末の24、25日は1年の業務を締める日でもあります。多くの人が、「クリスマスに恋人と会っている時間が無い」という状態なのです。これでは確かに、クリスマスに恋人と過ごすことはできないですよね。

そのためかクリスマスに対して特別な感情を抱く人が少なくなってきているようです。逆に「クリスマス=修羅場」なんてネガティブなイメージを持っている人もいます。仕事が忙しいせいで恋人や家族と過ごせなくなってきたのは少し寂しい気もしますが、元々クリスマスはキリストの生誕を祝う日で、祝日です。

ほんの少しの時間で良いので、家族と過ごすようにしてみてはいかがでしょうか。直接会うことができなくても、電話やメールで普段の感謝を伝えてみましょう。

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